つまらない男。
仕事一筋、家庭を顧みず「家族のため」と思って働いてきた45年。
定年退職を迎え、部下や同僚からは、やっと席が空いたぞ!と喜ばれ、家族からは、ご苦労様の一言のみ。
こんな悲しい男がいるのだろうか。
いわゆる「団塊の世代」には、そんな人が多く存在した。
時代は令和。
仕事も家庭も、つまらない男は淘汰されていく。
いつの時代にも、つまらない男もいたが、イイ男もいた。
いい男の条件のひとつに、発想力「クリエイティブさ」がある。
そんな発想力を鍛えて、令和に生き残るイイ男になろうではないか。
真面目に仕事をしている人は、危険です。
男の魅力が下がります。
年収350万以下の男は、発想力を鍛えて、クリエイティブな男になり一発逆転を狙おう!
発想力が育たない最大の敵は、「真面目」
真面目な男は、嘘をつかない、物事に忠実である、曲がったことは大嫌い、無遅刻無欠席、勤勉…
とても聞こえが良い。
が、しかし、真面目な男には困ったこともある。
融通が効かない。工夫が出来ない。言われたことは出来るが、それ以上の成果は出せない。など
発想力が育たない最大の要因がある。
『真面目』は、与えられた仕事を、手順通りに行う為には、とても必要な能力である。
まじめに働け!
フラフラと仕事もせず、好きなことをやってると、よく言われる。
団塊世代の人たちの、真面目の強要だ。
いまの学校教育も、社会に出て、不自由のない子を育てる為に、忠実や忠誠といった平均点を取れる「真面目な男」を教育しているのだ。
いまだに謎な、
その日本社会の教育の弊害が、日本人の発想力の欠如である。
考えなくてもできること。
これが労働する上でいちばんラクであり、社員教育するには一番手取り早い。
しかし、「考えない」という作業は、本来人間が備えている、考える力、言い換えれば、生きる知恵を削ぐ行為である。
時に真面目さは、人を衰退させるのだ。
真面目な男にグッバイしよう!発想力を鍛える魅力
発想力を鍛えるとこんなに良いことが得られる!
- 常識に囚われない発想で、仕事の成果をあげられる
- 問題解決能力が向上する
- 変化に強くなる
- 幸福感を味わえる
- ユーモアのある男になれる
発想力を鍛えると上記のようなメリットがある。
これは、生きていく上でとても大切な能力にもなる。
常識にとらわれない発想で、仕事の成果をあげる
仕事を効率よく進めたい!
顧客の満足度を高めたい!
商品や自社のブランド力をあげたい!
このような悩みは、多くの会社・ビジネスパーソンが抱える問題である。
この問題を解決する上で、ありきたりな発想では、この時代ではブランディングできない。
他者を出し抜くアイディアには繋がらない。
つまり、今までの「常識のタガを外す」作業が必要なのだ。
そうすることで、見えなかったモノが見えてくる。
あなたの発想力は、会社で誰にも変えがたい魅力になるのだ!
問題解決能力が向上する
問題解決には、左脳型と右脳型に分けられる。
ワタシが愛読する「世界一やさしい問題解決の授業(著:渡辺健介)」という本で、左脳型の問題解決は、論理的に問題を解決する。
右脳型は、「クリエイティブに問題を解決する」思考だと言っています。
発想力を鍛える為にも、右脳型の問題解決を知ることで、いままで思いつかなかったアイディアが頭に浮かぶかもしれません。
人の心を掴むのは、革新的なアイディアと、それを裏付ける論理的な思考であるとワタシは考えます。
この渡辺さんの本は、中学生でもわかるように書かれているので、とても読みやすく「なるほど!」と納得できることがたくさんあります。
いま仕事やプライベートで、問題に直面している方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。
「考える基礎」が学べます。
中学生・高校生くらいのお子さんにプレゼントしても良いかと思います。
変化につよくなる
変化が激しい時代に、会社に頼らず個人でも成り立っていけるような能力を身につけたい!
そんなことを思う方は、発想力を鍛えることが必須になります。
アップルのスティーブジョブスは、携帯電話のボタンをこの世界から無くしました。
携帯電話が普及し始め、ライバル会社も増え、さらに世界をリードする会社になる為には、「常識に囚われない発想」が必要だったのです。
顧客の問題を解決し、いまではボタンのないスマートな携帯電話が主流になっています。
時代の変化に強くなる為には、発想力が鍵になっていきます。
また、アフターコロナの未来を想像する力も大切です。
想像をひっくり返すオンライン〇〇が出てくる時代になってきた。
オンライン葬儀なんて誰が想像していたか?
本来集まっていたことが、集まらなくてもデキる!ということに気づいた人間だけが、勝ち残る時代になっていくだろう。
そのための発想力である。
変化に強くなるためには、発想力を鍛えよう。
幸福感を味わえる
幸せで生きていけたらどれほど良いか。
幸せを感じるのは、脳である。
この幸せ脳にするためには、好奇心やワクワクすることを考えることである。
仕事・趣味・恋愛、自分で工夫する楽しさを知ることで、人生が豊かになる。
受け身な自分から脱却して、自ら勝ち取りに行ける好奇心を持とう。
クリエイティブに物事を考えることが出来れば、人生にちょっとしたスパイスを感じることができる。
ユーモアのある男になれる
ユーモアとは、相手を和ませる『おかしみ』である。
品のある面白さは、自然と相手をほほえましくさせる。
ユーモアのある男は、日頃から小さなことにも、おかしさを感じる想像力と変換力を持っている。
何気ない犬の散歩。老人のおじいちゃんと、老いた犬。
トコトコ歩くおじいちゃん、全然歩かない老犬。
そこに、ユーモアを感じられるか?
そんな時は、老犬の気持ちになってみよう。
もう、つかれたけん帰ろう。。。
はよ歩かんか!帰るぞ。。。
2人とも帰りたい気持ちは一緒だけど、すれ違いが起こってるサマにユーモアを感じられる発想力を持ちたい。
そんなユーモアを持ち合わせた男は、苦しい場面でも、周りを笑顔にしてくれる才能がある。
そんな男は、同性にも、異性にも魅力ある男として、尊敬されるだろう。
マリリンモンローの格言にこんな言葉がある。
あなたが女性を笑顔にするということは、女性を最高のメイクにしているメイクアップアーティストである。
かっこいいじゃないか!
カリスマメイクアップアーティストを目指そう!
発想力を鍛える方法3つ
では、発想力はどうやって鍛えられるの?
鍛える方法を3つ教えます。
ながら勉強
学生の頃、テレビをみながら勉強してると、おふくろから、テレビ消して集中しなさい!と怒られたものだ。
私自身、リビングでの勉強は、心地がよかったし、いろんな人の声が入りながら、問題を解いて、勉強に煮詰まったり、面白そうなテレビによく気をとられたものだ。
ながら勉強を否定する人もいる。けれど
実は、この『ながら勉強』は、クリエイティブさを鍛えるには、とても良い効果がある。
話しは少し逸れるが、リーキーアテンションという言葉を知っているだろうか?
『集中力が分散してしまう状態のこと』
ある一つのことに集中している時に、同時に頭の半分で別のことを考えている時はないだろうか?
例えば、映画を見ながら、仕事のことを考えていたり
スマホで調べものをしている時に、頭の片隅で全然違うことを考えている時間があったり。
この状態のことを、リーキーアテンションと呼ぶらしい。
そして、ノースウェスタン大学が行った実験で
この特徴を持つ人の多くは、集中力が高い人より
『クリエイティビティが高かった』という研究結果が出ている。
つまりリーキーアテンションを起こしやすい人は、発想力やひらめきが人より長けていて、革新的なアイディアや意外な発見をすることが得意であるということが研究結果でわかった。
また、起業家にも、その特徴をもった人が多いというデータもわかった。
話しを戻そう!
このリーキーアテンションと同じ状況・環境に身を置いて、考え事をすると、クリエイティブなことを思いつくようになる。
それが、【ながら勉強】である。
何かクリエイティブな考え事をしたいときは、BGMがかかっているカフェで仕事をしてみたり
テレビを見ながら、考え事をしてみたり
サウナやプールに入りながら、考える、ということもよいだろう。
クリエイティブな発想を求められている時は、静寂な環境よりは、ごちゃごちゃした環境で考えた方が、ひらめきやすい。
クリエイティブな発想をするならば、リーキーアテンションを起こしやすい環境で、物事を考えることをオススメします。
体を動かしながら考える
1つ目の、ながら勉強と通じるのだが、
体を動かしながら考えることも、脳が活性化され、気が付かなかった物事に気づけるだろう。
- 散歩をしながら考える
- プールやサウナに入りながら考える
- サイクリングをしながら考える
ゆっくり動く運動をしながら、考えると良いでしょう。
ひと駅歩く男は、クリエイティブに育つ
ワタシは、この考え方で、健康とクリエイティブの両方を手に入れる。
無意識を作り出す
ぼーっと、する。
上二つで述べたことと反対に感じるが、たまに、ぼーっとすることで
フッとアイディアが浮かんでくることがある。
これは、考えようとして出たものではなく
考えていたことが、無意識のうちに繋がって
『生まれてきた』という表現が適切だろう。
あえて無意識を作り出すことで、脳に安らぎを与え、ひらめきを呼び起こす。
アイディアが生まれるとは、よくも悪くも、そんなものだ!
頭が、煮詰まれば煮詰まるほど、ひらめきとは無縁になっていく。
そんな時は、ドライブでもして、森の中で小鳥のさえずりを聞きながら、ボーっとすることをオススメします。
まとめ
発想力がない。クリエイティブになりたい。
アイディアが思いつかない自分の、融通の利かなさに嫌気がさす。
そんなあなたは、とても真面目な方なんだろうと思います。
真面目は悪いことではない。
真面目さは、あなたの良さであるけれど、そんな真面目さがクリエイティブさを妨げる原因になっている。
少し、楽になって、肩ひじ張らずに生きるのも悪くないですよ。
頭がクリエイティブになれば、心も豊かになる。
真面目なあなたは、心が疲れやすいけど、そんな自分を褒めてあげて
たまには息抜きにボーっとしてみませんか?
そこから、アイディアや発想は生まれてきます。
お金がない、と嘆いているあなたも、アイディアと発想力を鍛えるのはタダでできる。
そのタダの積み重ねで、素敵なアイディアを思いつく日が来るかもしれない。
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