ワタシの友人は、２０代半ばでハゲの進行が始まり、彼にハゲのこと言うのはタブーとされていた。
見た目に気を遣うことは、人生をスムーズに進めるためには必要なことです。
その中でも髪の毛というのは、見た目を左右する大切な要素である為、世の男性・女性がハゲることに怯えてしまうのもわかる気がします。
実際に、そんなワタシも20代を終える頃から、鏡の前で
「あれ、髪の毛に元気がないな！」
と感じ始め、その日から取り憑かれたように
鏡の前に立っては、鼻毛が出てないか気にするよりも、髪の毛のボリュームを気にしてしまう毎日になってしまったのです。
今日はそんな、ハゲや薄毛に悩む方々に、ハゲの心配をした時に読んでほしいブログを書きたいと思います。
ハゲ、薄毛はなかなかセンシティブ内容ですので、お気を悪くされた方は申し訳ありません。
と、先に謝っておこう…
人は薄毛・ハゲでなぜ悩むのか？
モテたい。周りからよく見られたい。かっこよくありたい、などなど２０代の若かりし気持ちのまま３０代を迎え、４０、５０と年齢を重ねるごとに
気持ちとは裏腹に、見た目と気持ちのギャップに歳を感じるようになるものです。
この薄毛・ハゲを最初に認識した時
”俺にもついにこの日がやってきたか”
と一瞬は覚悟したつもりが、すぐさま自分の自尊心が、こう語りかけてくる。
「お前はまだハゲてない。大丈夫。」と。
脳というのは賢い。賢い反面、自分をドツボに嵌めていく怖さも持っている。
鏡を見ながら一人おもう。
「いやこれは、光の具合で薄く見えるのだろう。」
「いやこれは、薄くなったのではなく、頭皮が見えてるだけだ。」
「いつもよりハゲて見える。今日は目が疲れているんだ。」と訳のわからない都合の良い解釈をはじめ
しまいには、あいつよりはまだ髪の毛がある、と比較対象をロックオンし、”ハゲの競争社会”に自ら身を投じていくことになる。
「ハゲ社会は弱肉強食な資本主義社会だ。お金がなければ治療できない」と預金通帳を睨みつけながら、自分を慰める。
ハゲの貧困格差は社会問題となっている。と死んだお婆ちゃんが言ってた…
ような気がする。
それはさておき、人は一度、ハゲの不安に駆られると、長くこじらせてしまうらしい。
結婚している男性ならまだ気持ちに余裕があるけれど
若い独身男性のハゲとEDは、花婿修業中のサムライにとって、刀を持たずに歩いているようなものである。
結婚願望はあるけれど、ハゲている自分に自信が持てなくなり、女性とのコミュニケーションを遮断し、自らの殻の中に閉じこもっていく。
そんな人もみた。
結婚している男性も、最愛の妻、子どもを手に入れたとて、自分の髪の毛に満足できず、鏡の前で睨めっこする日々を暮らしている。
禁煙宣言をした旦那が、嫁に隠れてタバコを吸うように、コソコソと鏡の前とスマホの前で頭の検索をしている。
モテたい！かっこよく見られたい！
こう思うのは男の性であるが、ハゲの悩みの本質は、これではない。
薄毛・ハゲに悩む最大の理由は、
この人はげてるな。と人から思われたく無いからだ、とワタシは思う。
これが問題の本質だろう。
薄毛・ハゲを気にするのは、周りからの目である。
ハゲ＝かっこ悪い
ハゲ＝おじさん
という固定観念が、特に日本では染み付いているように思うのだ。
アニメなどでも、古き良き昭和のおじさんを描くときに、バーコードハゲのおじさんを描くのも、ハゲはおじさんの象徴、として考えられている1つの要因かもしれない。
落ち武者の描写も、ハゲていて情けないように描かれているのは、武士が戦に敗れて、逃げている姿を描いているからだと思う。
つまり、”ハゲ＝ネガティブなもの”というのは、昔から行われている印象操作なのである。
それを刷り込まれて生きてきた現代人は、ハゲに対する劣等感を抱くように育ってしまったのです。
しかし日本も令和という新しい時代を迎え、いま混沌とした時代の中で、自分の生き抜き方、自分のあるべき姿をもう一度考えないといけないときがやってきたのではないだろうか？
いまこそ、その印象操作を解毒する時がやってきたのである。
周りからの目は、確かに怖い。
しかし周りの目線をどこに注目させるかによって、あなたの価値は変わってくる。
「あなたの外側の見た目」と「あなたの内面」のどちらに目線を向けさせるか？
見た目にばかり重きを置いていたら、ハゲている自分が情けなく思えてくる。
ハゲてないふりをして、自分を偽りの姿に変えていく。
反対に内面を磨くことに、重きを置いていたら、「ハゲているけど、内面を見てくれ。」
とハゲを一旦、棚にあげられる。
ハゲに悩めば悩むほど
「あっ、この人いま俺の頭みてるかも。」
と相手の目線をアタマに感じやすくなる。
ワタシも、ハゲかけてるな、と感じる日の太陽の光は、敵と認識し
女性と会話するときは、寝起きのくち臭い自分、くらいイヤに思える。
ハゲは悪だ。という思い込みが自分を苦しめていないか？
ハゲはほんとに悪いことなのか・・・
ハゲ悩み期を乗り越え、幸せになろう
ハゲは受け入れたもん勝ち。
ここ最近、お笑い芸人のどぶろっくのガッツリすけべの江口さんをみてカッコ良さを感じる自分がいる。
彼は世の中に、ハゲはエロい。というポジティブを植え付けてくれたのです。
エロは正義だ。
エロを引き合いに出したら、それはハゲでも太刀打ちできない。
ハゲを凌駕するエロをがっつりスケベの江口さんは持っているのだ。
彼はハゲを受け入れて堂々としているから、ハゲも気にならない、ハゲを凌駕する武器を身に着けているのです。そこにガッツリすけべの江口さんの生き様に感じるのです。
そうは言っても、上司や先輩からのハゲいじりを受けるハゲハラに悩む方も大勢いるかと思います。
ネットを検索していたら、壮絶なハゲいじめを経験したことがある人がいるのも事実。
しかし、今日のブログでは、ハゲ・薄毛になったとて・・・
ハゲは使い方や考え方によって、ポジティブなものに変換できるぞ！というお話です。
ポジティブなものというのは、なにもお笑い芸人がやっているような、笑いだけではありません。
あの人はげてるのにいつも元気がよくて、笑顔がいいな！
なんてオフィスの受付の子に思ってもらえたら、ネガティブからポジティブの変換です。
マッチングアプリで知り合った女性とデートに行った時、ハゲを凌駕するほどのお喋りになれば、相手の女性はこう思うでしょう。
この人ハゲてるのに、おしゃべりで元気がよくて気持ちいい人だな！
コンビニで買い物してる時に、レジでチップを渡したらレジ打ちのアジア系留学生は、こう思うでしょう。
コノヒト、チップクレルイイヒト！
そこの感情にはもう、「ハゲている人」というイメージはないのである。
ハゲの消滅だ。。。
このように、薄毛・ハゲは考え方と使い方次第で、武器にすることができるのです。
切れ味の鋭い日本刀で、野菜を切る。なんて馬鹿げた使い方はしませんよね？
それでは、宝の持ち腐れになってしまう。
要は、考え方であり、使いようなんです。
人間歳を重ねるごとに老いていく。
髪の毛も時間とともに去りゆく。
世は無常なのです。
人は赤ちゃんからおじいちゃんになり、また赤ちゃんになって死んでいく。
薄くなる。ハゲる。という現実を受け入れて、ありのままの、歳を重ねていく自分を見せていくことで、厚みのある人間らしさをもった男になれるのではないでしょうか。
ハゲを受け入れて、この際思い切って坊主にする。というのも一つの手です。
意外とこれが近道かもしれません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
薄毛・ハゲは皆一度は通る悩む道です。
ハゲハラをしている人だって、薄毛・ハゲに一度は心奪われた人たちです。
しかし、ハゲを逆手に取りポジティブに変換している人も世の中には沢山います。
あなたは、どんな生き方をしたいですか。
ハゲてしまったら、あなたの良さは、なくなりますか？
ハゲてしまったら、最愛の人に嫌われてしまいますか？
そうであるならば、ハゲが原因では無いと思います。
あなたから髪の毛を取ったら何が残りますか？
薄毛・ハゲに悩んだときは、それをまずは考えてみることで
あなたがたとえハゲたとて、素敵な人になれると思います。
ただどうしても、ハゲを治したい。髪の毛を取り戻したい。これ以上、髪を失いたく無い。と思う方は、クリニックに行ってお医者さんに相談してみてください。
あなたの悩みを人に話すことで、すっきりするかもしれません。
最後に
あなたの薄毛・ハゲはあなたが思っているほど
人はあなたのハゲに対して何も思っていないものです。
深刻に考えるのはいつも、自分だけだ。
人は見た目ではない。あなたの中身を磨いていけば、ハゲが武器になる。
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